プログラム工程

お客様からお預かりした図面を確認してプログラム作成を行います。2DCAD/CAM、3DCADにてブランク工程から曲げ工程までのプログラムデータを作成し、社内ネットワークを通じて各加工機へ供給しております。

ブランク工程

CAD/CAMで作成したNCプログラムを機械に読み込ませ、金型で打抜きや成型加工、レーザーで切断、抜き加工を行います。当社では板厚6.0㎜、サイズ5’×10’まで加工可能で、CO2レーザーとファイバーレーザーの2種類のレーザーを素材や設計に応じて選択しています。鋼板、ステンレス、アルミなど、様々な素材への加工が出来ます。また、製品自動集積、材料自動供給棚を導入し自動化を実現しており、24時間運用が可能になりました。

曲げ工程

アマダ製ネットワーク対応型プレスブレーキを設備しており、曲げデータ作成をプログラム工程で行い、曲げ段取時間を大幅に削減。現場でＣＧでの試し曲げや立体図と展開図で確認し、曲げデータの段取手順で曲げ加工ができ、高精度、高効率を実現しています。

曲げ加工では板厚6.0㎜、長さ約3,000㎜まで対応、追従装置を完備し少人数にて大型製品の曲げ加工を行います。加工品の素材、板厚、サイズ、形状、曲げ加工の回数、曲げ前の加工の有無など、その作業は多岐に渡り柔軟な技術者のセンスが問われます。当社では様々な形状の曲げを熟練の技術者が加工を行っております。

溶接・組立工程

製品の製作仕様によってCO₂溶接・Tig溶接・スポット溶接・スタッド溶接等より最良な溶接方法を選択しています。単純に溶接するだけではなく、溶接にする事によって生ずる歪み取りや塗装やメッキ等を考慮した仕上加工なども行います。

材料の加工は機械で行う事が出来ますが、溶接・組立は人の手で行う事になります。当社の約半世紀に渡る実績と長年の経験、技術をもとに熟練のベテラン技術者を筆頭に優秀な技術者達が溶接・組立を行っております。現状に満足する事なく、技術継承と更なる技術向上を目指し研鑽を重ねています。